職人の専門分野

shore

2013年08月03日 07:08

篆刻刀を研ごうと思ったら、刃をぬぐうのに使う「おうちティッシュ」がありません。
「おうちティッシュ」とは、いらなくなった衣類を5センチ角程度(そこは適当です)に切って、ティッシュペーパーの箱に並べて入れたもの。
家でもこぼしたものを拭いたり、脂ぎったお弁当箱をぬぐったりするのに使っていますが、もちろんはんこの仕事をするときにも便利です。

じゃあ、作らないと、と思ったら、店の布切りハサミがひどい状態で、全然切れなくなっておりました。
そうかそれなら、と分解して研いで見ることに。
布切りハサミといっても、ゴム印のスポンジやら細い針金やら、何にでも使ってるから、刃はぼろぼろでサビサビ、汚れはこびりつきひどいもんです。
シンナーで汚れを落とし、ヤスリでサビをこすり、ダイアモンド砥石で刃を研ぎました。
元通り組み立てて、見た目にはとても美しくなりました、さて切れ味は・・・

残念・・・
めっちゃ期待したのに、硬い紙は切れるけれど、布ややわらかいものは切れません。
ハサミを研ぐのって難しいんですね、研ぎ師っていう職人がいるくらいだから、半人前はんこ職人が一発でできるわけないか・・・。
その後、篆刻刀も研ぎましたが、研ぎはやっぱり難しいです。

晩御飯は、前日作って冷蔵庫で冷やしておいた「ナスと万願寺とうがらしの揚げ煮」。
それから、作りおきのカレー、野菜の酢漬け・・・
これはもう、ビールしかない!
スーパードライさん、お久しぶりです!いただきま~す!

ぐびぐび、ぷは~!
最高です~!

晩御飯を食べていると、「天空の城ラピュタ」を放送していて、つい見てしまいました。
「ムスカ」のセリフが子どもたちの間でネタになって流行っているらしく、昨夜はツイッターで皆が放送と同じタイミングで「バルス」とつぶやいて、サーバーをバルスさせてやろうという噂が流れていたようです。
幼少の頃に見ただけの高校生ドラ息子は、どこでバルスが使われているか、うろ覚えでした。
私はもう何度も見ているのでもういいや、と思いつつなんだか見てしまいます。

結局バルス・ツイッターはしませんでしたが、何回見ても、いつも登場人物が同じだったりストーリー設定が同じだったりしてわかっているのに、やっぱりまた見てしまうのが宮崎駿のすごいところですね。

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