3足のわらじ

はんこや・井戸文章堂で、母がはんこの字入れをして、試行錯誤していました。
漢字一文字の認め印で、バランスが取りにくい文字だったのです。
私は「ここをこう曲げてみたら？」と曲げたものを書いてみると、「うん、おさまりよくなったよね」と２人で納得。

ところが店に来ていたドラ息子に、「どう思う？よくなったよね？」と見せたら、「ここ、何で曲げるのん？まっすぐでええんちゃうん？」と・・・
はんこ屋の目からは曲がっていていい感じと思っても、一般の人にはわかってもらえないことがあるんだろうな、と改めて感じました。

人の好みはいろいろだから、だれもが「いい！( ・∀・)ｲｲ!!」と思えるものを作るのは難しいことですね。
はんこは常にオーダーメイドだから、既成品のハンガーにかけて売っている服とは違って、選んで買ってもらう事ができません。
そこを、「こうするのがいちばんいいんです」と自信を持って言えるような、はんこ界の権威になるか。
選択肢を用意して、お客さんの好みにとことん合わせるか。
その方向性は、店側できちんと決めておかなければ、と改めて感じました。

晩ご飯にへんてこなものを作りました。
セブンイレブンさんから「味見して」と、冷凍・レトルト・ボロネーゼソースを１個だけもらっていました。
一人分のために麺を茹でるの、めんどくさいな、と。
そこで、玉ねぎ、じゃがいも、ピーマンを炒めてこのボロネーゼソースを和え、グラタン皿に盛ってチーズを掛けて焼いてみました。
材料的には相性の良い物ばかり。
予想通り、問題のない、なかなかGoodなものができました。

あとはブリの塩麹漬けにきゅうりのぬか漬け、冷やしトマト、と和洋折衷な晩ご飯です。
いくらでも白いご飯が食べられます。

お弁当は母からの差し入れの牛肉があったので、焼肉弁当です。
ボリューム満点のお弁当でした。

食べることには前向きです。
仕事にも前向き・・・です。