3足のわらじ

土曜日、はんこ屋・井戸文章堂の店番を終えて、例のごとくご近所のスーパー「コム・アミジマ」に行きました。
晩ご飯は適当に、そうだ昨日のお鍋のお出しがいっぱい残ってるから、もっぺんお鍋にしよう、と思っていました。

うろうろ魚売り場を覗いていると、変わった魚が・・・
オコゼです。
魚屋のお兄さんがさっそく声をかけてきました。
「今日入ったところで、新しいですよ～」と。
オコゼは魚屋さんに並ぶことなんてめったにないから、家で食べたことがありません。
危険な背びれもきれいに取ってくれているので、あとは唐揚げにするだけ。
即決で買って帰りました。


で、晩ご飯です。
ちょっとグロテスクですが、オコゼは丸まま唐揚げに。
先日母から支給されて漬けダレに漬けておいた数の子も、いい具合に味がしみています。
お鍋のお出汁ももったいないから、またジャガイモと厚揚げを入れて煮ました。
モリモリの野菜とで、ちょっと豪華な晩ご飯になりました。

さて・・・一杯やりましょうか・・・やっぱり日本酒ですなぁ。
皆さん私のことを「酒飲み」といいますが、全然そうではありませんでしょ、だって、お正月の日本酒がまだほら、残っているんですから。
基本、肴ちゃんがなくなれば飲まないのです。

そしてこのオコゼ、とっても美味しくて、皮も身もぷるぷる、ヒレはバリバリ、まさに「ネコヨコ（猫もいらんわ、って横を向いてしまうまできれいに食べること）」。
そうやってせせっていると、しゃべるのはもちろん、飲むのを忘れるわけで、美味しい魚の時はお酒がすすまないのです。


土曜日もドラ息子は学校、私は店番なのでお弁当です。
鶏の唐揚げ弁当でした。
これは「日清・中華街の唐揚げ粉」を使って揚げたもの。
揚げたてが美味しいけれど、冷めてもそこそこいけます。

食べることには前向きです。
働くことにも前向きです。
はんこ修業にも前向きです・・・今から頑張ります！