2018年05月08日
窯焚き
前回の投稿はスマホからだったので、写真の順番がおかしく、画面も変ですが、まあそこはそういう臨場感、ってことで(笑)
そしてここからは帰宅してからの投稿です。
で、窯焚きの続きです。
窯は4月26日に火入れ、10日間くべ続けて5月6日に火を落としました。
窯の小屋の中、窯です。
窯の温度は5月4日の夜には1260度~1270度。
窯の小屋の中の温度は入口付近でも45度にもなっています。
ずっと小屋の中にいると干からびるので、水分補給をこまめに、小屋から出たり入ったりして体温も調節しなければなりません。
煙突から出る煙と炎の状態を見て薪をくべます。
薪が燃える時の状態によって、空気(酸素)が十分な状態で薪がしっかり燃えると酸化、くべた薪の量に比べて酸素が少ない状態は還元、それによって焼き物の色の出方が変わってきます。
温度が低くても高すぎてもいけません。
この調節がなかなかに難しいのです。
窯のフタを開けると熱風が飛び出してきます。
そこへ1本2キロくらいある赤松の薪を投入します。
ただ放り込むだけではなく、並べるように。
時間を測ってみると10本の薪をくべるのに約11分~14分、なかなか頻回で重労働です。
私はこの窯焚きを夕方5時からの2~3時間と早朝4時から8時までの4時間を分担したのですが、早朝の窯焚きが好きです。
まだ外は真っ暗な中を窯場まで懐中電灯を照らして歩きます。
空は満天の星。
小川の水の音と突き刺さるような冷気が気持ちいい。
小屋のあかりが近づいて、小屋でかけている音楽が聞こえてきて、さあやるぞ、という緊張感が走ります。
前の担当の人と交代、窯の状態を引き継ぎして・・・
そして私の番、炎を見ながらの薪の投入。
薪の状態、タイミング、薪を入れる位置、ちょっとのことで窯の温度は急に上がったり下がったり。
まるで薪を食べる猛獣のよう、ご機嫌を取りつつ手懐けなければなりません。
油断すると火傷するし、4時間ずっと集中しています。
薪を持つ腕やひねりを加える太ももが筋肉痛になります。
くべる合間には薪を小屋の外から運んで補充しなければならず、じっとしてられません。
忙しいし重いし、かなりな重労働です。
それでも窯焚きが楽しいのは、この緊張感が好きだから?
陶芸が好きだから?
田舎が好きだから?
それ全部かなぁ~
続きはまた・・・
PS:先生のホームページはこちら
http://tourakugama.web.fc2.com/
インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/tourakugama/
ミンネの販売サイトはこちら
https://minne.com/@tourakugama
ぜひ見てください!
そしてここからは帰宅してからの投稿です。
で、窯焚きの続きです。
窯は4月26日に火入れ、10日間くべ続けて5月6日に火を落としました。

窯の温度は5月4日の夜には1260度~1270度。
窯の小屋の中の温度は入口付近でも45度にもなっています。
ずっと小屋の中にいると干からびるので、水分補給をこまめに、小屋から出たり入ったりして体温も調節しなければなりません。

薪が燃える時の状態によって、空気(酸素)が十分な状態で薪がしっかり燃えると酸化、くべた薪の量に比べて酸素が少ない状態は還元、それによって焼き物の色の出方が変わってきます。
温度が低くても高すぎてもいけません。
この調節がなかなかに難しいのです。

そこへ1本2キロくらいある赤松の薪を投入します。
ただ放り込むだけではなく、並べるように。
時間を測ってみると10本の薪をくべるのに約11分~14分、なかなか頻回で重労働です。
私はこの窯焚きを夕方5時からの2~3時間と早朝4時から8時までの4時間を分担したのですが、早朝の窯焚きが好きです。
まだ外は真っ暗な中を窯場まで懐中電灯を照らして歩きます。
空は満天の星。
小川の水の音と突き刺さるような冷気が気持ちいい。
小屋のあかりが近づいて、小屋でかけている音楽が聞こえてきて、さあやるぞ、という緊張感が走ります。
前の担当の人と交代、窯の状態を引き継ぎして・・・
そして私の番、炎を見ながらの薪の投入。
薪の状態、タイミング、薪を入れる位置、ちょっとのことで窯の温度は急に上がったり下がったり。
まるで薪を食べる猛獣のよう、ご機嫌を取りつつ手懐けなければなりません。
油断すると火傷するし、4時間ずっと集中しています。
薪を持つ腕やひねりを加える太ももが筋肉痛になります。
くべる合間には薪を小屋の外から運んで補充しなければならず、じっとしてられません。
忙しいし重いし、かなりな重労働です。
それでも窯焚きが楽しいのは、この緊張感が好きだから?
陶芸が好きだから?
田舎が好きだから?
それ全部かなぁ~
続きはまた・・・
PS:先生のホームページはこちら
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ぜひ見てください!
Posted by shore at 05:42 │ comments:(0) │ 陶芸
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