2017年05月05日
窯焚きの合間

5月2日夜から4日のお昼まで、陶芸教室の釜炊きで兵庫県宍粟市に行ってきました。
釜炊きは4時間を2回担当したのですが、それ以外の空き時間には車であちこちをまわり、自然を堪能し、温泉にも浸かり、美味しいものを食べて充実した時間を過ごしました。
3日の空き時間には山道をドライブして砥峰高原へ。
秋はすすきがしげって有名な場所で、そのススキが枯れたあとは山焼きをするそうです。
今年はつい先日まで寒かったので、草の成長も遅く、まだ山焼きをしたあとの平原のまんま。
でも広くて気持ちいい~!

センターハウスには映画やドラマの撮影風景のパネルがありました。
こんな山のてっぺんに撮影機材や役者さん、甲冑などの衣装や道具、それに馬なんかも運び込んで、というと大変だっただろうなぁと・・・
普段あまりテレビを見ないのですが、この広い平原を前にすると、どんな合戦のシーンだったのか、見たくなりました。

途中目の前に、なんじゃこりゃ~!という大きな丸い建造物?が出現!
車を降りて見に行ってみました。

山の斜面にそびえる要塞のようなつくりが5月の真っ青な空にせり出して、圧巻です。
神子畑選鉱場跡地、その概要はホームページを見てください。
http://mikobata.com/
(上の写真はシックナーという巨大な漏斗のようなものだそうです)
クサイことを言うようですが、昭和の高度経済成長を支えた人たちの息遣いが伝わるようです。
しばし、ノスタルジーに浸りました。

山道をドライブし、ダムや水力発電所、いい景色をたくさん見ました。

いっぱい遊んで、いっぱいドライブして、楽しい休日でした。
Posted by shore at 08:40 │ comments:(2) │ 陶芸
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ご自分の作品が入っている窯炊きは
ワクワクするものがあるでしょうね。
窯場の行き帰りや合間に楽しまれたのも
楽しかったのが伝わってきます。
友人も陶芸をやっていて
窯炊きに行く と聞いています。
わたしは陶芸もしないので
窯炊きも聞いたりテレビで見たり
本で読んだり…だけですが
一種のハイ状態になるようなのも
わかるような気がします。
宍粟市…高校のクラブの大会で当時、
宍粟郡に住んでいた友人ができて
年に一度、会えるのを楽しみに文通を
していたことを懐かしく思い出しました。
コメントありがとうございます。
窯番はとても緊張します。
自分の作品だけならいいけど、みんなの、先生の作品も入っているわけで、責任重大です。
温度を下げてしまってはいけないと、温度計、煙突とにらめっこしながら、次はどれくらいの大きさの薪をどのあたりに投げ込もうか、窯小屋へ風が入りすぎていないか、考えることがいっぱいです。
うっかり気を抜くと、自分が火傷するし・・・
でもその緊張感が気持ちいい!
ほんと、陶芸は奥が深いです。
そして、宍粟市、いいところですね。
また来年も来たいです!